キムチのお雑炊というかお粥というか…そんな感じの一皿。
某韓国料理店の並びにある食材店でキムチを仕入れます。
購入したら、移動前に必ず密封タッパに詰め替えます。
そうでもしないと、ビニール袋を5重にしてバッグに入れても
バスの中でバッグを開ける度に激しくにおったりするので要注意。
しかもペルー人にとってキムチの芳しい香りは
「変な臭い」以外の何モノでもないはずなので…。
さて、お米半合、お大根10センチくらいでお粥を炊きます。
Hogarでご飯を炊く時は基本的にこれが多いです。
某隊員に「それって病人食ですよ…」と言われましたけど
今となってはあたしの生命線のような存在です(笑)
もちろんお米を炊いてからお大根を入れても良いんだけど
時間短縮のためにまとめて入れちゃいます。そして、ほんだしを少し、キムチ、
さらにインスタントのお味噌汁の元(賞味期限切れ。笑)を入れ、
最後に玉子を落としてぐつぐつし、完成。あればゴマを散らして出来上がり。
なんて適当というか思いつきというか…
ちゃんとした環境にいたらありえない作り方だけど、
でも普通にちゃんと美味しいです。
書いてて自分で笑えてしまう、そんな食生活。
正直言って、そうでもしないとやっていけないのです。
選択肢が一切ないHogarでの食事には疲れました。
こども達と一緒に生活してきたからこそ深まった関係だけれど、
さすがにもう食欲が湧かなくて、飽きてしまいました。
だからこんな試行錯誤のお料理が生まれるのですね。
でも、こんなありえないお料理を作るのも、あと4ヶ月の辛抱です。
そう言えば昨日、Hogarの少年の髪の毛を切ってた時に
「マリちゃん(←本当にマリちゃんと呼んでくれている。笑)あと16週間じゃん!」
って言われて本当に驚きました。
いやー、週で数えるとグっとくるねぇ。
あと16週間で日本帰国…。信じられません。
複雑な心境だけど、16週間で美味しいご飯…
こればっかりは夢見ずにはいられません♪