12月の終わりから3月第一週まで、こども達は長い長い夏休みです。
この夏休み中、こども達はお母さんのお家に行って過ごしたり、マドリーナのお家に一ヶ月くらいお世話になったりします。
で、クリスマス頃から約一ヶ月弱程度が経ったので、こども達もちょっとずつHogarへと戻ってきました。個人的には戻ってきてくれてすごく嬉しいんだけど…家族と一緒の生活を終えて戻ってきた子達は…殆どが、泣く。
今日の午前中、来年から中学生になる少年は去年と同様、お兄ちゃんと一緒の一ヶ月間の生活を満喫して、Hogarに戻ってきました。去年は、大好きなお兄ちゃんが夕方にお家に帰っていったら泣き通しで大変だった。4時頃にあたしのお部屋に来て泣いて、夕食後にも泣いて、8時頃にも、さらに10時頃まで…。
そんな事があったので、当然の事ながら今年も覚悟してました。帰ってきて髪の毛がボサボサに伸びてる彼の髪の毛を切ってあげて、しばらくしたら、もう泣いた。お兄ちゃん、愛されすぎですわ(笑)
お昼ご飯食べた後から、今の今まで。(ちなみに今、18:00。)
あたしも去年に比べたらスペイン語だって少しは上達しましたから、泣いてる彼に対してめっちゃ笑わせたりしてみるんだけど、お兄ちゃんの不在にはどうしても勝てないみたいです。
ようやく今は、あたしの横でyoutubeの「ドラゴンボールZ」のビデオを見せたらだいぶ落ち着いたけどね…今夜と明日と、明後日くらいまでずっと、彼の泣き場所となるのでしょう。いや、明後日で落ち着けばまだ良い方かな。
一向に泣き止む気配のない子を見守り続けるのもそれはそれで疲れるんだけど、でも、こども達が自分のところに泣きにやってくるって、よくよく考えたら凄い誇らしい事なのかも知れない。泣きたい時って、落ち着いて泣ける場所で泣きたいよね?自分の気持ちを解ってくれるとか、好きなだけ泣かせてくれるとか、そういう場所に居たいよね?
いつもは何か注意するとすぐに憎まれ口とかたたいてくるこの少年(一度、すんごい不貞腐れて「死ね!」って言われたこともある!笑)、今日はあたしの前で気持ち良いくらい号泣してくれます。おぉー、泣け泣け、もっと泣けー!っていう気持ちになるよね♪
こんなの「協力隊の活動」って言えるかなって悩む事も多いんだけど、この子達の精神的な支えになれているって思える瞬間は、実は少なくないんです。
この1年9ヶ月を振り返って反省したり後悔する事は正直言ってめちゃくちゃ多いけど(たまに、悔しくて涙が出る…。笑)、それでも「泣く場所」として自分を選んでくれるこども達がいるだけで、もしかしたら満足しても良いのかもって思う。
いやいや、そんなの甘いよって声もたくさん聞こえてきそうですけど…まぁここには書けない壮絶な諸事情の中、こども達との共同生活を続けて、彼らの信頼をここまで得られただけでも、ちょっとだけ安心して良いでしょーか。っていうか、させてもらっちゃいます。
いやー、あと少しだ。
あと10日で久々の長期休暇。
「何も考えないで何もしない」をするんだ!
それが終わったら、本当のラストスパート。
もう、こども達に嫌がられるくらいに愛情注ぎまくります!
2 件のコメント:
まりこは適任だったね。
愛に溢れてるからね。
ペルーの子たちは幸せ者だよ〜!
適任…?
そうかなぁ。だと良いなぁ。
でも今月末は「旅行!」です。
明後日からまた旅立ちます☆
あと2ヶ月切ったよぉ~
待っててちょ♪
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