昨日、バスのcobrador(車掌のような人)と大ゲンカをしてしまいました。
ペルーの路線バスは日本とはかなり違って、運転手の他に
乗車賃を受け取って切符を渡すcobradorという人がいます。
優しい気の利く人も居れば、お釣の計算を間違えまくったりする人もいます。
Hogarからリマに行くのにいつもの路線に乗り、
いつも通り1.7ソーレスの乗車賃を払います。
あんまり小銭がなかったので、10ソーレス札と70センティモを渡し、
きっちりと9ソーレスのお釣を受け取りました。
で、その数分後に、切符を受け取ってない事を思い出したのです。
あたしはバスの真ん中に居て、cobradorのお兄ちゃんはバス前方に居たので
急いでわざわざ頼むほどでもないし、次に通ったときに
切符ちょうだいよって言えば良いやと思って待つこと2~3分。
新しく乗って来た人からお金を受け取ろうと通りかかったお兄ちゃんに
「そう言えば切符もらってないよ」って言ったら、
「絶対に渡した。お釣の9ソーレスと一緒に渡した。ちゃんと確認しろ。」と。
明らかに受け取ってなかったので、とりあえず落ち着いて説明してみる。
そしたら、「ちゃんと渡したのにしっかり保管しないからダメなんだ。
もっかいバッグの中もぜんぶ見てみろ」とダメ出しされる始末。
たかが1.7ソーレス。あたしにお釣を9ソーレス渡した事を覚えているなら、
もう一枚くらい(いや、最初の一枚と断言しますが)切符をくれても良いと思う。
それなのに、明らかにあたしの責任にされて切符をくれようとしない
そのお兄ちゃんの傲慢すぎる態度にブチ切れました。
ちなみに1.7ソーレスってのは、日本円にして、約53円です。
ペルーに来た当初のあたしだったら、スペイン語で反論する気にもなれず、
もう1.7ソーレスくらい払っていたかも知れません。
でも、この2年間で随分ペルー人化してしまったあたし。
たかが53円と言えど、あまりにも理不尽で、黙っては要られません。
怒り心頭に発したあたしは、自分のバッグを突き出して
「そんなに言うなら今すぐ全部調べろ!」と反論。さすがにちょっと驚いたらしい
お兄ちゃんに、今度はお財布を差し出して「財布の中までとことん調べろ!」と。
そしたらなんと「俺は今、仕事中なんだよ。そんなこと出来るか!」との反論。
そして「とにかくもう一度ちゃんと自分で確認しろ」と呟いて、
バスの後方へと乗車賃を徴収しに行ってしまいました。
こんな下らない事でイライラしている自分に衝撃を受けつつも半ば呆然としている
あたしに、ようやく後ろから戻ってきた兄ちゃんは切符を差し出し、
「señorita, cuida tu boleto,ya?(ちゃんと切符大事にしろよな)」
と、めちゃんこ偉そうに言ってきた。
あたしは我慢できなくなって、
「mejor cuida tu cerebro, eh?!(お前が脳ミソ大事にしろ!)」
と大声で言い返してしましました。
あぁ、やってしまった…。
かなりすっきりしたものの、やっぱりすごい反省。
こんなレベルに落ちたら絶対にダメです…!!!
2 件のコメント:
よく言ったね!!えらいよ!
ありがとう、はま!
早く会いたいよ・・・☆
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