2011/11/29

日本に帰ります

最後の打合せも無事に片付き、晴れてサンパウロ出張が終わりました。
事務所からスーツケースを持って、グアルーリョス国際空港へ向かいます。

三ヶ月弱の予定だったけど、二ヶ月に短縮。
後半は特に出張続きだったこともあってバタバタしたものの、
なかなか充実した二ヶ月間だったと思ってます。

病気もせず、危険な目にも遭わず、毎日気をつけて過ごせた。
仕事で関わる人はもちろん、絡まない人たちとも仲良くなれたし。
corazón rotoも一つも置いてきてません。たぶん(笑)

一日中、外国語ばっかり聞いてるのは正直疲れるし、
こども達相手じゃないから理解できなくても笑ってアハハ~とか言えないし、
もちろん解ってないけど解ったフリなんてことも出来るわけない。
かと言って、通訳なんて頼みたくないし。

ちょっと意地はったぶん、毎日けっこう疲れました。
でも、周りの人たちの優しさにかなり救われました。
みんなすごい忍耐力で聞いてくれたからね。嬉しかった。


イライラが溜まって、でもブラジルではなかなか吐き出せなくて、
日本で支えてくれてる人たちに八つ当たりしたし。
だけどその度にみんな(会社の人もそうでな人も)本当に優しくて、
いつも支えてもらってるだなってことを深く実感しました。
そして、自分の小ささも見えてまた情けなくなったり・・・(笑)
とにかく、本当にありがたいね。


正直言って、ここに残りたいよりも帰りたい気持ちの方が強いけれど、
みんなが心配してくれているほど辛い思いもしてないし(別にしてない?笑)、
ストレス溜めすぎて(そんなに)太ったりもしていません。


ペルーから戻って1年8ヶ月。
自分の中に色んな迷いもあったけど、日本から離れた場所でペルーを見たら
それはそれでまた吹っ切れたものもあったりして。
だから、相対的に考えてみると、本当に来て良かったね。


新しい言葉と環境で、新しい人たちの中に一人身を置いて、
自分で自分の居場所を作るのは、なかなか難しい。
だからこそ、これほど勉強になるこ事もそうそう無いと思う。

いい勉強をさせて頂きました。感謝。
さて、長旅辛いけど、頑張って帰りまーす。


別のスタッフ達がくれたプレゼント。

Obrigada e Arigatoooo!!!

2011/11/28

嬉しいプレゼント

帰国を明日に控えてお仕事をしていたら、若手スタッフ2人から呼び出されました。


お仕事では殆ど絡んてない2人。20代半ばの男の子と、ほぼ同い年の女の子。

何か相談でもあるのかなと思ったら、会議室に連れて行かれ、プレゼントを渡されてしまいました。


ブラジルに限らず、ペルーでも大人気の「natura」のハンドクリームやリップクリーム。

ちょうど昨日、もうちょっと買って帰ろうかなって散々迷って少しだけにしたんだけど、

まさかこんな形でいただけるとは・・・。しかも、これ、そんなにお安くないんだよね・・・。


あたし、この出張期間中、別に彼ら2人のためになるようなお仕事なんて全然してないんだよ。

特に女の子とは全く絡んでないし、先週の金曜日に初めて一緒に遊びに行ったくらい。


それなのに、「ブラジルの思い出を持って帰って欲しくて」って。

素敵すぎます。2人の心遣い。


なんでこんなに優しいんだ・・・。

こんなに愛されて良いのでしょうか。

また調子に乗っちゃいます(笑)


本当にどうもありがとう。

このプレゼントに比べたらホントに何でもないんだけど、

日本からもってきた手ぬぐいハンカチを、明日贈りたいと思います・・・♪

2011/11/27

ブラジル人とサッカー

ブラジルと言えば、サッカーでしょう。
こっちに来てからずっと書こう書こうと思いつつ、もう帰国直前になってしまいました。

こっちの人は、とにかくサッカーの話題ばっかり。
女性同士の間ではあまり見られないけど、男性同士の朝の挨拶は、昨日、自分のチームが勝ったか負けたかという試合結果から始まります。ちなみに、「オレのチーム」って殆どの人が言うから、みんなサッカーチームにでも入っているのかと思いきや、自分のお気に入りのチームのことを「自分の」と表現しているだけでした…。わかんないよ、そんなの(笑)

職場の社員食堂では、男性陣は基本的に毎日かならずサッカーの話題。大きなテーブルが二つあって、なんとなく男性テーブルと女性テーブルに別れてるんだけど、女性陣はそんな彼らの会話を聞いては、「あの人達、よくもまぁ毎日毎日サッカーの話ばっかりしてられるよねぇ…」というくらい。そのくらい、サッカーは彼らにとって大事なのでしょう。


そうそう。職場の人が貸してくれた、おもろい映画がありました。
「O casamento de ROMEU e JULIETA」というもの。「ロミオとジュリエットの結婚」というタイトルで、ものすごくブラジルらしい映画!

JULIETAという女の子が「PALMERAS」というチームのサポーターで、ROMEUが「CORINTHINAS」というチームのサポーター。お互いに筋金入りで、それぞれの家族は昔からそのチームのサポーターというくらいなので、お互いの家族にライバルチームのサポーターが恋人という事がバレるだけで大問題になるというわけ。
実際に、娘の彼氏がライバルチームのファンだというケースもあるらしいけど、さすがにこの映画ほど激しい騒動になることはないでしょう…って言うか、嫌だよね(笑)

ブラジル映画はあまり日本には入ってこないのが残念だけど、これはブラジル人のサッカー好きを見事に描いた面白い映画だなと思いました♪

そう言えばこっちに来る前、ブラジル人は歴史的にも戦争を好まない民族だったと何かの本で読みました。でも、戦争で死者はでなくても、サッカーでは死者が出ると、これまた別の本で読んだ記憶もあり。今では、なんとなくそれも頷ける…。まぁ、出来るだけそんなことはあって欲しくないと思うのだけれど。それで自分の身内を亡くした人は、どんな思いなんだろうかとふと考えてしまいました。


さて、先日アルゼンチン出張から帰ってきた時のこと。
入国審査を済ませた直後、遠くから、あたしのすぐ近くに居たおじさんに対して「Corinthiano!!!」と叫ぶ声が。きっとブラジルに来た最初の時期だったら解らなかっただろうけど、あの時は思わず笑ってしまった。

こっちでは、知り合い同士が、お互いの事をサッカーチームの名前に合わせて「Corinthianasファン」という感じの言い方にして呼び合うの。あまりにもブラジルらしくて、あぁ、サンパウロに戻ってきたなって、思わず笑ってしまいました。日本で、例えば巨人ファンとか阪神ファンの人がいても、「おい、巨人ファン!」なんて呼び掛けることは滅多にないと思うのだけれどね…。こっちでは、当たり前のようです。


そんな、サッカー好きのブラジル人。
2014年のFIFAワールドカップ、どれだけ仕事が滞るのかと思うと、ちょっと心配です(笑)

2011/11/26

最後の金曜日

昨日は、サンパウロで過ごす最後の金曜日。
事務所の若手のみんなと、遊びに行きました。
というか、みんながあたしのために、サルサクラブに連れて行ってくれたんだけどね。

お仕事を終えて、みんなで職場近くでビール。
これは、ビール瓶がプラスチックの保冷容器に入っているの図。
ちなみに3本くらいまとめて頼んでも、一本しかこの容器には入れてくれません…。まぁ、常温ビールでも普通に飲めるあたしだから、そんなことはどうでも良いんだけどね。ビールの冷たさに拘らないのは、ペルー人もブラジル人も同じなのかな?

課題は色々あったけど、この日にだいぶ片付いてきて、やっと一息。
振り返ってみると、この二ヶ月間、お仕事のことで話す相手はそこそこ限られてた。毎日打ち合わせする相手は、だいたい2人。だから、お仕事ではまったく絡まない人がけっこういたのね。でも、いつもの話だけど、お仕事が終わると(お酒が入ると?)ホントに色んな話ができる。なんだかんだ20人以上いるから、この最後の金曜日に、やっと全員とたくさんお喋りできたのが嬉しかった。ぎりぎり間に合った!って感じ(笑)


バスで移動して、サルサクラブへ。
やっとバスに乗れて、しかも、空いていたのであの念願の「優先席」へ!「太っている人マーク」を間近で撮れて満足してたら、みんなに笑われました。だって面白いんだもん!!みんな酔っていたので、バスの中ではスペイン語とポルトガル語と日本語とで大騒ぎ。みなさんごめんなさいね…。


サルサクラブに着いたけど、お腹減っている人のためにホットドッグ屋さんで注文。
なんだけど、ホットドッグ用のパンが終わっちゃったから、ハンバーガー用のパンにソーセージ挟むわよっておばちゃん。出来あがったら「はい、新商品のドッグバーガーよ!」って、なんか満足そうで可愛かった(笑)


昨日、初めて会った女の子。職場の子の、大学時代のお友達だって。
なんか知らないけど、すごい仲良くなりました。帰国5日前に仲良くなってしまう…すごい嬉しいけど、ちょっと寂しいね。デザインのお仕事をしているという彼女。「いつか日本に旅行したいとずっと思ってた!」とのこと。うんうん、ぜひとも来てもらおう♪


ここが、みんなで行ったサルサクラブ。Azucar。お砂糖という意味ね。
「Club Cubano」って言うからこてこてのキューバン系かと思いきや、サルサもバチャータもメレンゲもレゲトンもありの、いわゆるラテンディスコ。六本木で言うとまさに「El Cafe Latino」みたいな感じ。選曲までかなりかぶってて、もう六本木が恋しくて恋しくて、連れてきてくれたみんなには申し訳ないけど今すぐにでも帰りたくなってしまいました…(笑)実はみんなサルサは踊れなかったんだけど、サルサ好きのあたしの為だけにここを探して連れてきてくれたとのこと。優しいね。
「マリ、白状しろ!嘘はやめろ!ホントは日本人じゃないでしょう!日本に帰らないでラテンアメリカに残りなよ!」と、嬉しいことを言ってくれました。日本で長年働いていた日系人の人に至っては、「お前たち、これが普通の日本人だと思うなよ…」とみんなに説明するほど。そのくらい、みんなの優しさとサルサが嬉しくて、はしゃいでしまいました。


ブラジル滞在は、ちょうど二ヶ月間。
どうしてもペルーと比べてしまうあたしは、

「ブラジル大好き!絶対帰ってくるからね!待ってろよ!!!」

って言えるほど、あんまり好きになれなかったなと思ってました。
金曜日の午後までは。


でも、やっぱり出会った人達とか、一緒に仕事をした人達とか、楽しい時間を共有できたみんなとの出会いは、本当に大切で、ありがたい時間だったと思う。新しい環境で、あたらしい言葉で、しかも短期間で自分の居場所を作るってなかなか大変なんだけど、結局のところは受け入れてくれるみんながいるから「居場所」が出来るわけだよね。

みんな、どうもありがとう。楽しい幸せな金曜日でした♪

2011/11/25

もいちどアルゼンチン

水曜&木曜と、またアルゼンチンに行ってきました。

今回はちょっとドキドキ。
まるで、味方がいないところに一人で乗り込むような感覚・・・。
しかも一年半以上も使ってないスペイン語での話合い。

結果的にはなんとか無事に任務は終えたのだけれど、やっぱり反省だらけ。
自分の課題とか、詰めの甘さとか、これから勉強すべきことが、良く解りました。


ただでさえ頭の回転が遅いのに、スペイン語で話してると、
どう切り返そうかと思案するものの答えが浮かばず、言いたいことを言いたいように言えず・・・。
これが、こども達相手のいつもの金八先生ちっくな愛のあるお説教だったら
いくらでも喋れるんだけどね・・・ビジネス会話になると、自信のなさも手伝って、一気に弱気に(笑)

初日の打合せを終えるも、明日の話合いの流れを考えると夜も眠れず。
こう言ったらいいかな、ああ言ったらいいかなと、もんもんと考えてしまいました。


個人的な要望とか、思いとか、本当に自分の中から湧いてくる気持ちはまぁ普通に話せても、
やっぱりビジネスのこと(しかもちょっとマニアックな業界)、誰かの通訳となると、本当に難しい。
小さい頃から国語ができなさすぎた自分としては、言語能力コンプレックスもあってなお難しい。

だけど、技術的なことは無理としても、簡単な交渉くらいはビシっと出来るようになりたいね。
道のりは長いけど、慣れたら絶対に感覚は戻るし、相手がこどもなのが大人になるだけだと思う。

ポルトガル語も大事だけど、やっぱりスペイン語をもうちょっと頑張ろうと思ったのでした。

2011/11/22

雨のサンパウロ

ブラジルと言ったら、太陽がさんさんと降り注いでいる印象を持っている人が殆どだと思うけど、実際には、びっくりするような雨が降ります。

このお写真では解りにくいかも知れないけど、傘をさして歩いても足元びしょびしょになるほど…。
雨が降りそうな日には、なるべく折り畳み傘を持って出かけるんだけど、ここまで降られると頑張って歩く気にもならなくて、雨脚が弱まるのを待ってしまいます。そんな時に、カフェの前だったりマクドナルドのスタンド前だと温かいコーヒーでも飲めるんだけど、何もない場所で雨宿りしてしまうと、寒くて寒くて、悲しい気持ちになります(笑)

ちなみに、このお写真の場所は、パウリスタ大通りと言って、サンパウロ市内で一番の大通り。外資系企業や銀行のオフィスがあったり、あとは確かJICA事務所や日本領事館もこの通り沿いと言っていたかな。ちなみにあたしの住まいは、ここから3ブロックくらい歩いて左折して、ちょこっと行った先のウィークリーマンション。ちゃんと気を付けて生活すれば、そんな危ないことは無さそうな雰囲気。


雨とは全然関係ないんだけど、この、黄色い丸っこいの、見えますか。
これは公衆電話です。日本人にしてみれば、なんでこんな形してるの?頭をすっぽり入れて電話したら、騒音を遮断できるから?なんて思ったりもしたのだけれど。ブラジルの人達に、そういう理由でこの形なの?と聞いても、「いやぁ~そんなの考えた事もないから知らないよ」と言われてしまいました…。気になるよ(笑)

あたしは、この丸っこいやつに頭をすっぽり入れて電話をかけるのってなんか可笑しいなと思ってしまうけど、もしかしたらブラジル人は日本のかつての電話ボックスを見たら可笑しいと思うのかな?いやいや、あれは、日本が最初じゃないか。アメリカのスーパーマンがあれで着替えてたんだもんね。

まぁ…どうでも良いんだけど…ちょっと気になったので書いてみました。
つまらならい日記でごめんなさい(笑)

2011/11/20

ペルー出張

ペルーに出張してきました。

ブラジル事務所の方が「一緒にどう?」と言って下さったので、当初の出張予定には無かったけれど、とんとん拍子で行かせて頂くことになりました。正直、こんなに嬉しいことはありません。リマの空港に降り立つ前のあの景色を見られるのも、リマに上陸できるのも、もっともっと先のことだと思ってました。


訪問先は、つっこみどころ満載で、今までにない新鮮な出張になりました。

連れて行かれた場所が、思い出がありすぎるエリアを何度も何度も通過したので、ホロっと涙がでてきて大変でした(笑)

Puente Piedraという郊外の町。この町からバスで10分くらいの場所の、もっと何もないエリアに住んでたのね。メーカーの工場がけっこうたくさんあるってこと、昔住んでた頃は知らなかった。でも、よく行ってたスーパーの近くにある工場を訪問したり、新しい発見がいっぱい。


サンパウロに帰って来る前、空港から近いHogarにも顔を出す事ができました。

もう、この景色に、ノックアウト。涙が止まりません。


6歳になったElías。ほんの少しだけど、他のこども達にも会えました。


パードレ加藤。お元気です。


滞在時にお世話になった方たちにも、駆け足で挨拶して。


とにかく慌ただしい出張だったけれど、フリーの時間を上手いこと使えて良かった。
好きで好きでたまらないペルー。
久しぶりにリマの空気を吸って、少し冷静になれました。

短いし、出張だったけど、行かせてもらえて良かった。感謝です。