ドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」を観ました。
2005年に、NHKの放送80周年を記念して制作されたらしいんだけど、お仕事でブラジルに関わるまで、この映画の存在を知りませんでした。(なんで観なかったんだろ…と思うくらい、良かった。)
ペルーに行く前には、日系人の方達と一緒にお仕事することもあるだろうしってことで、出発前にいくつか本を読んだりもしたし、実際にリマに住んでいた間に日本人移民110周年のイベントがあってお手伝いさせて頂いたこともあった。だからそれなりに解っているつもりだったけど、ブラジルの日本人移民については、正直、あんまり考えた事なかったです。Wikipediaで概要を読んだだけ。こっちでも、ものすごい日系人にお世話になっているのにねぇ…。
小さい姉妹が、家族でのブラジル移住のために離ればなれになってしまうというストーリーだから、あたしの姉バカっぷり&こども好きを知っている人なら想像できるだろうけど、もう泣けて泣けて泣けて泣けて、どうしようもない内容なんです。気がつけば、テーブルはティッシュの山…(笑)。やっぱり、ペルーに渡った人達と同じように、ここブラジルでも想像を絶するような苦境を乗り越えて、今の地位を築かれたわけですね。「日本人は勤勉だ」という印象まで植え付けて…。本当に、頭が下がります。
2008年は移民100周年記念だったんだけど、何かの本で読んだところ、ブラジルのテレビ局までもが日本人移民の特集番組を作ってくれたそうです。それから、リオのカーニバルでは毎年チームごとに色んなテーマで踊りや衣装のネタを競うらしいけど、そこにも日本人移民をテーマにしたパレードもあったそうな。
例えブラジルや南米に興味がなくても、とっても観がいのあるドラマだと思います。ぜひ観てね♪
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