2009/08/31

窓からの眺め

自分の任地Zapallalという場所は本当に何にもなくって、まさに砂漠の中の町。最初の頃は治安が悪いと聞かされていた事もあってあんまり出歩かなかったし一人でバスに乗って移動する事も控えていたくらい。けど、ここで「生活」していくためにはそうもいかないので、赴任して一ヶ月ちょっと経った頃から、ちょくちょくバスに乗ってちょっと移動するようになりました。

Hogarから、事務所のあるSan Isidroや元ホームステイ先のMirafloresまではバスで一時間半以上かかるんだけど、何気にけっこう好きな時間だったりする。一人になれる時間だし、ボケっと窓の外を眺めているのが実は密かな楽しみだったりして。そして、あんまり意識してなかったけど、赴任した頃と比べて変わったなぁと思う事がたくさん。


まず、お家の数が確実に増えている。


ここは、パンアメリカンハイウェイ沿いの崖で、当時はこんな上の方までお家はありませんでした。何気に道路から丸見えだし、よくまぁこんな所にお家建てるなぁと思ってよく見ていたんだけど、この勢いはすごいです。

あたしの知っている限りでは、上の方には全然お家は建ってなくて、下の方に10軒もあるかないかくらいだった気がする。しかも、歩きやすいように上の方まで登る道まで出来てる!きっとあと半年もすれば、この一面、お家で埋め尽くされる事でしょう。


そして、バスの数も、増えた…?


ペルー政府としてはCombiやMicroと呼ばれるこのバスを減らそうと考えてるらしいんだけど、一向に減っている気はしません。しかも、ちょっと綺麗な車体のバスが増えてきたような気までする。

このバス、殆ど日本製か韓国製。韓国製のは以前の用途は解らないけれど、日本のは、幼稚園の送迎バスだったのが多いようです。前はあまりにもボロボロのバスが多くてちょっと嫌だったけど、ここ数ヶ月で、中古だろうけどわりと綺麗めなバスが増えてきて個人的には非常に嬉しいです♪もちろん、リマに地下鉄が出来てくれたらもう言う事ないんだけどね…。


他にも、Puente Piedraというこの地区に大型スーパーマーケットが2つも出来たり、バスに乗ってる人たち、道行く人たちの持っている物が少し良くなっていたり。ちょっとした変化がよく目に付くこの頃。先月はLos Olivosという地区に大型ショッピングモールが出来たばっかりだし、リマの経済成長はすごい勢いで進んでいます。



ペルーに来て、1年5ヶ月。
あたしが帰国する頃には、どんな風になってるのでしょーか。
数年後に訪ねてみるのも本当に楽しみ。

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