2008/12/29

お祝してもらいました

いっぱい嬉しいことがありました。

26日、日本の職場のみんなからのビデオレターが届く。
いつも通り(?)テキトーな感じがたまらなく良かったです。
みんな本当にありがとう。



27日の夜中はAndreaとスタッフCarmen、Ruthと一緒に
お出かけして、日付が変わるとともに
頭から思いっきりビールをかけられてお祝いされました。



朝、こども達がすごい勢いで
「Feliz cumpleaños! O- ME- DE- TO---!!!」と
ハグハグしに飛びついて来てくれる。
苦しい&痛い&重いくらいの抱擁(笑)



お昼は弟JulioとAndreaと一緒にVentanillaでご飯。
あたしがエクアドルに行ってしまうから本当は拗ねたくて
仕方ないところをぐっと我慢した弟、偉い。よう頑張った(笑)
そしてちょっとだけビールを付き合ってくれました♪
施設を出たことは残念でならないけれど、
こうやって一緒にビールを飲めるのは本当に嬉しい。



4時までにはここ出るからね!と散々言っておいたのに…
スタッフたちにもう「ちょっと待ってて!」と言って待たされる。
想像がつくだけに、断れないあたしはお部屋待機。




その間、Marilinという女の子が恥ずかしそうにあたしのお部屋に。
彼女とはずっと仲良しだったんだけれど、ここ数ヶ月間、おそらく
嫉妬心が沸点に達して、あたしとは喋りたがらない、挨拶もしないという
何ともひねくれた拗ね方をしてしまって手を焼いていた女の子。

そのMarilinが「con muchco cariño」と言って、かわいいぬいぐるみと
お手紙をプレゼントしてくれました。嬉しくて嬉しくて、ありがとうってハグしたら
泣きだしてしまいましたよ。今年最高のプレゼントだね、これは。




そして4時を過ぎてようやく、こども達が「urgente, urgente!」と呼びにきました。
緊急事態と言われても・・・(笑)解りやすいなぁと思いつつも食堂に行ったら
みんな集合しててくれて、ケーキを囲んで歌ってくれました。
幸せいっぱいですよ~♪


さ、今日からエクアドル。
飛行機は15時発だと思い込んでいたけど、今見たらなんと12時だった!危ない!
「山口出張事件」のように飛行機に乗り遅れるわけには行きません・・・。
急いで支度して、空港へ向かいます。


それではごきげんよう。
2009年も最幸な一年にしましょう。

2008/12/28

28歳

もうすぐ2008年も終わり。
そしてあたしは今日で28歳になりました。

あたしの2008年を振り返ろうと思っても、12月に入って色々あったからまだ頭の整理が出来てない(笑) 今までありえないと思ってた出来事に翻弄されたというか、嵐が来て、あと少しで完成しそうだった堤防が決壊したというか、なかなか上手い表現が見つからないけれど…「最後の最後にこんな事件が待ってたのか!」という感じ。

ここ数年間、毎年必ずと言って良いほど自分の誕生日はある程度の満足感を持って迎えていたけれど、やっぱり世の中そう甘くはないんだなぁという勉強をした一年でもあったように思う。まぁ、改めてそれを認識しただけでもかなりの収穫と言えるのかも知れないけれど。というか、母親に言われたように、今までの人生が恵まれ過ぎていたのかも知れない。


2007年の終わりとともに5年弱お世話になった会社を一旦離れ、大好きなサルサチームを離れ、どっぷりはまったお着物も手放し、大切な家族や友人たちとも離れ、今に至って一番痛感するのは、日本には「自分の居場所」が本当にたくさんあったということ。

これは言葉を変えれば、自分の落ち着ける場所、当たり前の様に居て良い場所、もっと言いかえれば、「選択肢」がいっぱいあったとも言えるのかも知れない。そう、あたしの日本での生活はかなり「豊か」だったわけです。有難いことだよね。


でもペルーでは、自分でゼロから「自分の居場所探し」が必要だった。環境が変われば誰だって当然だけど、そもそも任地近辺では治安の関係であんまり外出が出来ないから選択肢の分母がまず少ない(笑) つまり、貧しい。

さらに最初の頃は先輩隊員どころか同期隊員もいない、職場に同年代の人がいない、しかもあんまり外に出歩けない…って環境での生活は、けっこう孤独との戦いでもあった。今だから言えるけど、あの頃はかなり苦しかったです。


ブログにもちょこちょこ書いてる通り、色んなことがあるけれど、それでも楽しく過ごせているのはこども達の成長や変化に毎日触れられているから。そして、こども達とあたしとの関係も日に日にどんどん変わっていくのがまた面白い。それに、自分が元気だとこども達もひっついて来るし、逆に凹んでたりイライラしてたりすると、こども達との関係も微妙になってしまう。まるで鏡を見ているみたい。

かつて弟Julioに「eres muy contagiosa」と言われた。「contagiar」とは「伝染・感染」という意味で、つまりあたしの喜びが伝染すれば、あたしの悲しさも同じように伝染するという事。あたしの気づかないうちに、こども達がそれをすごい敏感に感じ取っていたらしい。だから2009年は、あたしもこども達もみんな笑顔で過ごしたい。もう「マリ、悲しいの?」だなんて絶対にこども達に気を遣わせないような自分でいたいなと思う。



もう28歳?
いやいや、まだ28歳。


まだまだ「しっかり」してないし、自分が思い描いていた28歳とはかなりかけ離れている現実にちょっと苦笑。でも、純粋で素直なこども達との生活は、自分に対する発見が多くて本当に面白い。あんまり欲張らないで、とにかく大切なHogarのこども達に対して、少しでも自分の信念を「contagiar」出来る人になりたいものです。


いつも応援してくれるみんな、今年もどうもありがとう。
これからもどうぞよろしくね。

2008/12/26

究極の選択

今は夏休み。こども達を、休暇中だけお家に連れて帰りたいというパパやママがHogarにやってきます。

でも、こども達、必ずしもお家に帰りたいわけではないのです。あたしにしてみれば、このHogarで理不尽なマードレのもとで(失礼!でも事実。)生活するよりも、自分の家族と過ごした方が良いに決まってると考えてしまう。だけどこども達によっては、お家に戻るよりもココに居たいという子もいるわけです。


今日、ここで生活している5人姉弟のパパとママがやってきました。二人は離婚していて、パパは既に別の奥さんとこどもが一人。ママは、別の男性と暮らしています。

パパもママもそれぞれこども達を連れて帰りたくて、喧嘩が始ってしまいました。お互いにそれぞれ文句をつけ合って、その場にいたマードレもスタッフもあたしもお手上げ状態。

最終的に、こども達を呼んで、本人たちの意見を聞くことに。一番小さい4歳の女の子がママのお家に帰りたいだけで、残りの4人は本当はみんなHogarに居たいのです。パパもママも、もう別の人と一緒に暮らしてるってこと、ちゃんと解っているから。

スタッフが「パパと一緒に行きたい?」と訊いた時、なかなか「No」と言えないこども達。さっきまであたしには「ここに居たいの!お家には行きたくない!」とハッキリ言っていた彼らも、本人を目の前にしたら、はっきりそうは言えないのです。優しいね。

小さい子たちが4人とも行かないと言ったもんだから、最年長のお姉ちゃんは本当は行きたくないんだけれど、「じゃ、あたしはパパのところに一週間だけ行くね」って答えました。本当に優しい子。

こども達の返事を待つ間のパパとママの不安そうな顔。返事に詰まるこども達の顔。なんとも重い空気で、押しつぶされてしまいそうでした。そんな選択を迫られるこども達は、きっともっと辛かったんだろうなぁ。


ペルーでは、というか所得の低い人たちが住むこの辺りの地域では、両親が離婚してたり、未婚の母だったり、親の違う兄弟だったりというのが、実は悲しいことに「当たり前」なのです。近所のこども達とお喋りしていても、片親しかいないとか、姉妹だけど別々に暮してるとか、叔母さんと暮らしているとか、5回に1回くらいは聞くような気がする。

あたしにとっては彼らの状況がなかなか信じられない事だとしても、彼らにとっては、きっと彼らの両親、そのまた両親の頃から、ずっとそういう環境だったんだろうなと思う。ある意味で、それが「普通」になっちゃってるんだろうね。


発展していると言われる国に住むあたしたちにとっての「普通」が、ここの人たちにとっての「普通」になるには、あとどれだけの時間が必要なんだろう。悲しいかな、ものすごい遠い事のように思えてなりません。

Hogarを巣立っていくこども達には、ここで言う「普通」が普通ではないということ、世の中にはもっと別の「普通」があるんだってことを、しつこいくらいに教えていこうと思う。いつか、自分の歩んできた人生が当たり前ではなくて、もっと良い選択肢を手に入れる事がまだまだ出来るってことに気付いてもらうために。

Feliz Navidad!

…とは言ってもクリスマスは終わってしまいましたが、聞いたところによると1月6日まで飾りはこのままにしておくらしいです。日本では25日の夜にはデパートや街中では一気にお正月モードに突入してしまうけれど、年明けまでクリスマスって…日本人のあたしにとってはなかなか面白い。

さて、日本ではクリスマスといえばクリスマスツリー。だけどこちらではNacimientoと言って、キリスト生誕の様子を必ずと言って良いほど飾ります。知りあいのお家でもそうだし、ここHogarでも、敷地内に一つ、各お部屋に一つずつ。近くにある市場でも、みんな経済的に余裕があるわけではないのに、このNacimientoのための飾りは凄い勢いで売れているのを見かけました。

12月に入ると、毎日の様にペルーの企業や色んな学校、教会のグループの人たちが、こども達へプレゼントを持って遊びに来てくれました。お菓子を食べて、プレゼントをもらって、一緒に遊んで、こども達は本当に嬉しそう。ドイツ人Andreaとあたしは、一緒にクッキーを作って、恒例のお菓子袋を作って、ささやかだけどこども達にプレゼント。「日本のクリスマス」が好きじゃないあたしにとっては、こっちの方が断然楽しいな♪


24日は20時から22時までの長時間ミサに参加し、Andreaはコーラスの皆と一緒にドイツ語でクリスマスの歌を歌ってくれました。近所のお友達もギター弾いたりして、なんか微笑ましいミサでした。

ミサの後はみんなでご飯。うっかりココアをこぼした子がいてマードレが激怒し、雲行きがちょっと危うくなったけれど…なんとか持ちこたえて平穏な時間を過ごしました(笑) いつも同じようなご飯だけど、さすがにクリスマスはちょっと違ってこども達も新鮮な気分だったみたい。

日付が変わるとパティオで花火。キリスト教徒ではない自分にとっては、そこまで祝うべき日なのか今一つ理解しきれない部分がありつつも、花火を持ってはしゃぐこども達の笑顔は本当に可愛かったです。そしてやっぱり、日本の花火の技術って凄いよなぁと一人で感心してしまいました。


25日はちょっと良いお昼ご飯を食べて、その後はクリスマスツリーの下並んだプレゼントをそれぞれ探すこども達。中には、欲しかった物がもらえなかった子が泣いてしまったりというハプニングもあったけれど、車やぬいぐるみやお人形をいっぱい貰って、ちょっと羨ましいくらい…。

お天気も良いし、みんなでパティオでお喋りしたり歌を歌ったり。「クリスマス」って雰囲気ではないけれど、平和で楽しい時間が過ごせました♪なんか歌ってと言ったら、照れながらもクリスマスと新年を祝う歌を披露してくれた5人。かわいいでしょ。


夕方には弟Julioがやってきて、ちょっと話す。
少し前に買ったばかりのギターをプレゼントして、年が明けたらサルサを教える約束もしました。24日に訪ねた時は叔母さんも従兄妹たちもみんな良い人そうだったけれど、叔父さんが彼ら兄弟2人のことをあまり歓迎していないらしくて、ちょっと(たぶん彼にとってはだいぶ)居心地が悪いみたい。

すごい心配だけれど、本当に残念なことに今は何もしてあげられない。人付合いが苦手な彼にとっては試練の時かも知れないけれど、とにかく今は応援するしかないのです。何かあったら電話しなって言うことくらいしか出来ないのです。

ま、あたしも頑張るから、お前も頑張れ。

2008/12/22

行ってしまいました

こども達が、一人、また一人と、Hogarを去って行きいます。


2週間前には6歳のPatricia。
先週は7歳Julianaと4歳Nataliaのかわいい姉妹。
昨日は癒し系17歳Danielと、その弟15歳のJuan Carlos。

そして今日、最愛の弟18歳のJulioとその弟16歳のRicardoまで。
しかもこの二人のお見送りが出来ませんでした。最悪だ。


理不尽なことが普通にまかり通る場所。
そんなの解ってたけど、何とか出来るんじゃないかって思ってた。

権力という名の暴力に屈しなくて済む方法を必死で探したのに、
どこからでも良いから少しづつ良くしていくために、
ちょっとでもHogarのこども達の居心地が良くなるように、
自分に出来る事を色々と頑張ってきたつもりだったけど・・・。


今まで、どうにもならない事ってないと思ってた。
必死で頑張れば何とかなるって信じてた。
なぜだか、ずっとそんな自信もあった。

だから「正義は勝つ」って思ってたのにね。
でも、結局は、あたしには何も出来ませんでした。

こんな悲しいことってない。
今まで生きてきて、こんなにも無力な自分を痛感しています。


もしかしたら1月にディレクトーラが変わって
良いマードレが来てくれたら、12月に出て行ったこども達は
みんな戻って来られる可能性はかなり高い。

あんまり期待はできないけれど、心の片隅に少しだけ希望を持ちつつ、
もう過ぎてしまった事だからと自分に言い聞かせて早く元気になろうと思う。

そうだった。癒し系DanielもJulioも、いつもあたしに
「señorita, sonríe!(笑って!)」と言ってくれてたしね。
こども達に心配かけてる場合じゃないっつーの!



それにしてもJulio・・・
プレゼントしたかったものがたくさんあったのにな。
この残念な気持ちはどうあがいても拭えないな。


Mi hermanito, ¿dónde estás ahora? No te olvides que yo te quiero mucho como mi hermanito. Siempre pienso en ti y solo te deseo que tengas buen tiempo con tu nueva familia. Como tu sabes, pase lo que pase, eres mi hermanito precioso. Muchísimo gracias por todo.

ペルーの嫌なとこ

7月に、携帯電話を失くしたと書きましたね・・・。


実はまた、昨日、紛失してしまいました。

リマからこっちに戻ってくるバスの中での出来事です。


無くした経験があるから用心して

パーカーの内ポケットに入れていたのに、

どうやら服を切られてしまったのですね。

百歩譲って、何かにひっかけて服が破けてしまい

そこから落っこちたと思えなくもないけれど。


あぁ・・・どっちにしても、凹む。

明日か明後日あたりにでも新しいのを購入出来ればと思っていますが

取り急ぎ、携帯電話は使えない状態ですのでご理解ください。

2008/12/19

ペルーの良いところ

昨夜、夕飯を食べた後、友人宅にお邪魔するために
どうしてもスーパーでビールが買いたかった。

でも時間は22時20分くらいで、いつもお世話になっている
最寄のスーパー「Plaza Vea」は22時まで営業なのです。

うーん・・・もうビールは無理かなぁと諦めながら
タクシーで前を通ってみると、なんと、まだやってる!

ここで降ります!と言って覗いてみると・・・
普通にお店に入ってお買い物することが出来ました。


日本だった22時ちょい前くらいから入店を止められたりする
お店が殆どなのにねぇ。すごいよねぇ。

普段は店員さんの対応や効率の悪さにイラっとすることが多いけど、
ペルーのちょっと良いところを実感した日でした♪

2008/12/17

正義は勝つ

自分の思い通りにしたいマードレ。

そして彼女に服従するしかないスタッフたち。


彼女たちに問いたい。

ここ、誰のための施設ですか?

誰のために働いてるんですか?


あたしは、何が起きても、誰に何と思われようと言われようと、

こども達の今日と明日と未来のためにここに居続けると決めている。

いつかこの気持ちがこども達に届くと信じているから。


だから、そんなねじ曲がった暴力には屈しない。

屈する必要がないってこと、こども達にも伝えたい。


負けてたまるか。

いつだって、正義は勝つのだ。

2008/12/16

ゴミ漁り

一週間くらい前の出来事ですが、
28年近く生きてきて、初めてゴミ箱を漁りました。


なぜなら…弟くんとケンカ(?)をしたからです。もうマリの部屋に置いてある自分があげたものは全て返して欲しいと言われたのですんなりと引き渡し、「さっさと捨てりゃー良いじゃんっ」て言い放ったらあたしの部屋のゴミ箱に捨てて出て行った…。

話ても話しても、解ってるくせに「解らない」と言われ、特別扱いされたいのが見え見え。もうこうやってあたしが必死に言葉を探しながら真剣に話をするっていう時点でキミは特別なんだよってことを本当は解ってるくせに、こういう方法でしかそれを確認できない彼の幼さに最近はだいぶ疲れてしまっていたわけです。


そんな訳であたしも相当頭にきてたもんだから、夜中のうちにそのゴミを袋にまとめてみんなの共同のゴミ捨て場にすごい勢いで捨てに行ったわけ。あの時はものすごいスッキリした良い気分だったなぁ。
でも翌日になって、だいぶ冷静になって、急に後悔。今までもこういう事は何度かあったんだけど、折り紙とかミサンガとか写真とか、まぁ100歩譲って許せるかなぁというレベルのものだったから。


でも今回ばかりは、そうも行かなかったです。弟くんが初めてあたしにくれた「Alegría」と書かれたワンちゃん。マリはこのHogarのAlegríaだからという意味と、いつもalegreでいてねという意味でプレゼントしてくれたもの。そしてもう一つは、たまに拗ねて変な態度とっては悲しい思いさせて困らせてごめんなさいって、書いてくれた詩のようなもの。




姉にメールで「捨てちゃった」と報告(愚痴?)メールをし、ふとこれを失くした今、ちっともalegreじゃない自分に気づいたから…。漁りましたよ。ゴミ捨て場を漁りました。生ゴミも埃もいっぱいで、虫もぶんぶん飛んでたよ。よく頑張って探したと思うよあたし。

まぁ本人に教えるつもりはないけどね。
喜ばれるのも悔しいから、隠し持っておくことにします。



それにしても…あたしにゴミを漁らせる男Julio。
お前、きっと大物になるぜ!

っていうか、頼むから良い男になってくれよ…!!!

2008/12/15

chocolatada

昨日、年に一度のイベントが無事に終わりました。chocolatadaといって、ココアとパネトン、そしてパンと缶詰の牛乳、お砂糖、キヌア、ココアの素…なんかを袋詰めしたものを近隣住民に配給(?)するわけです。一昨年は5,000人、去年は7,000人、そして今年は10,000万人!と協会の会長さんが張り切っていらしたので本当に大変でした…。

■お手伝い
日本人のお友達が遊びにきてくれました。殆ど労働要因として呼んでしまったようなものなんだけれど、来てくれてよかった~。こども達と戯れてもらう時間は殆どなかったのが申し訳なかったけれど、若者に来てもらって本当に良かった。

そして会ったことのない日本人ご夫妻がいらっしゃったので「こんにちは~」と挨拶してみたところ、なんとJICA事務所の新しい所長さんご夫妻でした(笑)かなりウケた。ずっとタイミングを逃していたので、ついにお目にかかれて良かったです♪


■季節感なし!
基本的にはクリスマスイベントなんだけれども、ものすごい暑くて、クリスマスって感じが全くしませんでした。タンクトップで出かけたくらいだからね…。ドイツ人ボランティアの子と、来てくれた日本人のお友達と、何度も「え、これ12月?」って突っ込み合いました。タンクトップで聴くクリスマスソングはなんとも不思議で面白かった。


■Pachacutec
午前中の配給はご近所のPachacutecという貧困街に行ってきました。各グループに分かれて行ったんだけれど、なんと我々のグループは2,401人を対象としていたのでめちゃくちゃ大変でした。

ふと感じたことは、やっぱりあたしの任地よりも貧しいと言われているだけあって、人々の表情が少し違う。そして大人たちの、こども達への接し方が少し攻撃的というか、かける言葉がだいぶ強いなぁという印象を受けました。生活に余裕がないから?忍耐力もあまりないのかなと感じたわけです。


■流れ作業を知らないペルー人
あらかじめ準備はしていたものの、袋詰めしたものとパネトンを一緒にするという現場作業が発生。ペルー人のお手伝いの若者たちと一緒に1,000個以上も残っていた袋の作業をしたのだけれども、ここでふと発見したことがあります。ペルー人の若者たち、「流れ作業」という概念が全く頭になかったのです。

ドイツ人と日本人、工業先進国出身の我々にしてみれば、「大量の単純作業を効率良く終わらせる=流れ作業」なんだけれど、現場を仕切るまでみんなものすごい非効率な個人プレイをしていましたね。そりゃ、ドイツや日本が発展するに決まってるよね…。


■APJのマドリーナ達
このイベントを仕切ってくれるのはボランティアのおばさま達。マドリーナと呼んでいます。殆どの方が日系人なんだけれど、本当に親切だし、会ってお話が出来るだけであたしは嬉しい。しかも「クリスマスは?年末年始はどうするの?家に遊びに来なさい!」とまで言ってくれるおばさまが何人かいて、本当にその気持ちが嬉しかったです。あたしの弟くんはすごい観察力が鋭くて、「マリはマドリーナ達に会えるのいつも楽しみなんでしょ」って言われました。その通りです!


■こども達
Hogarのこども達は、お掃除やお手伝いを本当に良く頑張っていました。イベントの前一週間と当日の朝は最後までお掃除をしっかりやって、イベントが終わった後はココアまみれになったパティオのお掃除をきっちりやるわけです。すごいよね。


そんな感じで、無事にイベントは終了。
あたしはかなり疲れてしまったけれど、でも、色んな人たちに会えて良い一日でした。
これ、来年もやるのかぁ…。
もう少し効率良くできるように口出しできる存在になっていたいものです。

2008/12/13

卒業式

今日は幼稚園の卒業式でした。

12月が学年末なので、夏休み前の最終日が卒業式。


ウチのチビッ子たちは正装で参加。

例にもれず親バカのごとくお写真を撮りまくりました♪


それにしても、卒業式なのに遅刻してくる人たちが続々。

ウチの子達(男の子と女の子の双子ちゃん)のママも

かなり遅れての到着だったもんだから、

男の子Fabricioはずーっとご機嫌斜めで

付き添うあたしもちょっと大変でしたわい(笑)


最終的にママが来てくれたから一安心。

式の途中で、ママが持って来てくれたお洋服と靴にお色直しまでする二人。


どうしても日本のこども達と比べると

「前途洋洋」と言いきれない部分はあるけれど

人との繋がりを大切にできる、

人に愛される大人になってもらいたいものです。


卒業おめでとう。

2008/12/11

一気飲み!

炭酸水を一気飲みするあたしの息子Elias。

どーお?

めっちゃかわいいでしょ。


今日はかなり疲れていたので、癒されました。

お買いもの

最近めっきりブログの更新頻度が落ちていてごめんなさい。
体調を崩したわけでもなく、今週末のイベントの準備やら何やらで
ちょっと疲れてて更新していなかっただけです。

でも、自分のお楽しみはちゃっかり。
ギターとiPodを購入しました!


かわいいギターでしょ♪
s/.170と言われたのを、最終的にs/.130まで値引きしてもらいました。
日本円で4,300円くらい?安い・・・安すぎる(笑)

そしてiPodくん。
今まではnanoを使っていましたが、容量不足に悩まされていたので
ついにclassicに乗り換え!120GBだよ~♪
もちろんこれは日本で買うのと同じようなお値段です。


12月だし、自分へのご褒美ってことで。
大事にします。

2008/12/06

くやしいとき~

今日は金曜日!


リマに上京し、お友達に誘われてお出かけの予定でした。

夜にシャワー浴びて、お化粧して、着替えて、

うきうきして出かけるつもりだったのに…

突然、胃が痛みだして断念。


こんな状態で行っても楽しめるわけないし

正しい選択だと思う。そしてこんな自分、

ちょっと大人になったなとも思う。(え、当たり前?笑)


でも・・・せっかくお化粧したのに誰にも会ってない。

くやしい!

2008/12/05

失望と後悔と反省と…

ちょっと悪いことをしてしまった少年達。

うしろめたくてあたしに顔向けできない彼ら。

悲しさと失望のあまりか、その子たちと

今まで通りに接することが出来ない自分。


そして、かつて散々好き勝手をして

同じように親を悲しませた自分を省みては

後悔と反省に苛まれまくり、こうやって傷ついて初めて、

どれだけ周りを傷つけたかを知るあたし。


時間をかけて築いてきた信頼関係を取り戻すために

あたしが大人になって、あたしが受け入れてあげなきゃ。


もう無理かも!って思ったりもしたけど、

散々期待を裏切り続けた自分をずっとずっと見守ってくれてた

両親の気持ちを思うと、敬意を払わずにはいられない。

2008/12/01

お誕生日

今日は母のお誕生日。

生んでくれたこと、
お転婆娘をしぶとく育ててくれたこと、
遠い日本で見守ってくれていること。

Hogarのこども達と生活を共にしてあらためて
子育てには並々ならぬ忍耐と愛情が必要なんだと解った今、
私のためにしてくれた全ての事に感謝です。

ママありがとう。
そしてお誕生日おめでとう。