2008/02/22

やっと一息。②

やっと一息。② です。

木曜日が終わったと思ったら、今度は金曜日の準備。
なぜって、金曜日の午前中はスペイン語クラスにて30分のプレゼン。これだけでも大変なのに、午後には地元の小学校にお邪魔する「学校交流」というイベントの日だったのです!!

スペイン語のプレゼンでは、児童問題と「子どもの権利条約」についての説明をしました。とりあえず英語で言える事なら何とかスペイン語にできるだろうと思ったのに・・・原稿を考えるだけでもかなり大変!これはホントに疲れました。
でも、クイズ形式にして、一緒に考えてもらって、スペイン語はかなり適当だったとは思うけど無事に終わって、聴いてくれたみんなに少しでも伝わったようなので満足。


そして午後は、仲間たちと一緒にバスに乗って小学校へ向かいました。
通されたクラスは6年1組。最初にみんなが「この星に生まれて」という歌を歌ってくれたんだけど、その歌詞と子どもたちの歌声に感動してしまい、うっかり泣いてしまいました(笑) ヤバいと思って横を見たら、一緒に行った2人も泣いていたので安心♪ いくら泣き虫のあたしでも、まさかこんなタイミングで泣くとは思いもしませんでした!


気を取り直して、自己紹介。スペイン語を交えて楽しめました。
次に、子どもたちが、パラグアイ、コスタリカ、ペルーについて調べたことを発表してくれたのです。模造紙に、調べたことをいっぱい書いてくれていて、みんな一生懸命に発表してくれたのが嬉しかった。

看護師としてパラグアイに行く友人は、マラリア等の感染症についてのお話。紙芝居と本物の蚊帳を持って、みんな興味深く聞いてくれました。本人は 「人前で話すのは苦手」と言っていたけれど、そんな素振りは全く見せないあたりさすが☆

環境教育としてコスタリカに行く友人は、環境問題について話したり、「ハチドリのひとしずく」という話を紹介する中で、「私は、自分にできることをしているだけ」というとってもステキな言葉を残してくれました。 子どもたちより、あたしが感動しちゃったよ☆

最後にあたし。青少年活動の隊員として、日本の子どもたちに世界の子どもたちの現状を知ってもらおうと思ってました。学校に行けない子ども、家がない子ども、親がいない子ども、働いている子どものことをサクっと。本当はこのテーマだと一日中でも話したいくらいなんだけど、5分に収めるのに必死で終わってしまいました…。

普通に生活しているとついつい忘れてしまうけれど、自分がどれだけ沢山の人や物に恵まれているかということ、そしてこの生活が成り立つためには裏でどんな力が働いているかということを、常に考えられる人になって欲しいな、という願いを込めて。

昨日と今日の二日間でたくさんの子どもたちと出会って話したことのうち、
どれだけ伝わっているかは正直言って解らない。自信もない。

だけど、いつか思い出してくれたり、少しでも心に残ってくれたらいいなと思う。
KTCの仲間たちと、とっても良い経験をした2日間でした。

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