ついに今日、仲良しだったミカエラがドイツに帰ってしまいました。
去年の9月にHogarに来てくれてから9ヶ月間、友達でもあり妹でもあり同志でもあった彼女とはかなり濃い時間を過ごしてきたので、明日からHogarに戻ってもあのお部屋に一人ぼっちだと思うと本当に辛い。何でもかんでも、本当に腹を割って話せる相手が居なくなってしまうというのは、今の状況ではかなり過酷です。
一ヶ月くらい前から彼女が居なくなる事を想像するだけで本当に寂しくて、パスポート隠すよとか色んな冗談言ってみたけれど、でもやっぱり20歳という若さの彼女が、ペルーで色んな(信じられないような事も含めて)体験や出会いを通じて学んだ事を活かして、これからどんな人生を歩んでいくのかなって考えると、それはそれですごく楽しみ。ドイツで待っているご両親も、彼女から色んな話を聞いてきっと喜ぶんだろうなぁ。
国籍はもちろん、8歳も離れた彼女とここまで親しくなれたというのは素晴らしい出会いだったなと思う。かなり年下なのに、あたしの良き理解者であり「マリは心配しすぎ」「考えすぎ」とお姉さんのような指摘をしてくれたのも実はめちゃくちゃ有り難かったりして(笑)
ペルーに来た当初と今では、これから大学でお勉強したいと思う事も将来の夢も変わったと言うし、きっとこれからも色んな出会いを通じてまたどんどん考えも変わるのかも知れない。とても20歳とは思えないようなしっかりした思想をもった彼女の将来に、ついつい期待してしまいます。
そして…空港にお見送りに行って、残されたあたしは寂しく悲しくて空しくて、朝から何も食べてないのにお腹も減らなくて…何しようかなって思いながら、とりあえずバスに乗った。「心に穴が開く」って言うけど、本当にそんな状態になってしまったあたしはとにかく「この穴を埋める何かを!!!」と思って、2週間くらい前に見つけたサルサのスクールに行ってみた。
元ホームステイ先のDiana邸から徒歩10分。さらに、Hogarからバスで30分ちょいの場所にも同じスクールがある。先生はCarlos、他2人。月に12時間で100ソーレス(約3000円)。毎週、土曜か日曜に2~3時間受ければ12時間。うん、めちゃんこ安いじゃないですか。
一年以上もまともに踊ってないよって情けない言い訳しながら、レベル確認のためにCarlosと試しにちょっとだけ踊ってみる。でも楽しい。基礎がしっかりしていると褒められる。手の動きも同様。ふと、日本に居る師匠を想う。ちょっと調子に乗る。Carlosの説明は解りやすいしスタイリング指導もなかなか細かい。
20分くらい踊って喋って、意気投合。決めました。あたし、ここに通います。
辛い、苦しい、悲しいって思う時、自分を元気にするために迷わず「サルサ」が頭に浮かぶ自分で良かった。何があっても、気持ち良く踊りれさえすれば、前向きで居られるってこと、知ってて良かった。
やっぱりあたしは、踊らないと駄目みたい。
ミカエラがいなくても頑張れるように、残り10ヶ月、
いっぱい踊って、毎日笑顔でこども達と過ごしますッ!!!
4 件のコメント:
marichan!いいねサルサ教室!本当に踊りが好きなんだね~♪こっちにきて自分がどうしたら元気いっぱいになれるかを知ってるのは強いと思うよ☆私もよき理解者が3月末でいなくなってしまって4月はすごく苦しかった。でも、そう。そしてこれから、なんだよね。期間は減っていくばかり。
短い期間に『出会い』と『別れ』が繰り返し・繰り返しやってくるんだよねっ。
『つらいこと』とか『うれしいこと』同様に。
俺は脱線してたけど戻るよっ。いるべき場所に。これからだっ。これから!
tomokoちゃーん!
そうだね~きっと駒ヶ根でも踊る機会があったから頑張れたんだと思うな。サルサを覚えたいっていう人があんなに居てくれなかったら、きっとストレス溜まって脱落してたかも(笑)
でも、そう。そしてこれから、だよね。気づけばあと300日だって。あっという間だから、思いっきり楽しんでいこーね!!!
Domindo~。なんとも珍しい人がコメントくれた(笑)ありがとう。
そうだねー。彼女が残していったお手紙には、本当に何年後になるかは解らないけれど、きっとペルーかドイツか日本で絶対にまた会える気がするから大丈夫って書いてあって、笑ってしまった。あたしも同じように思ってたから。
さ、こっちの世界に戻ってこーい!!!
あたしはこの一ヶ月、ちょっと頑張ってるよん♪
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