月曜日、日本から来られた国会議員の方々が
私達のHogar Emmanuelをご訪問して下さいました。
目的はODA(政府開発援助)調査。
JICA事業や、大使館のプロジェクト等が実際にどのように実施されているかをご覧になられるため、ペルーの前にはブラジルとパナマで視察の旅を終えられたとのこと。
あたし達、青年海外協力隊員の派遣はもちろんODAの一部だし、エンマヌエル協会に対しては大使館を通じての草の根・人間の安全保障無償資金協力で、Hogarだけでなく診療所のPoliclinico Emmanuelも、非常にお世話になっているのです。
例に漏れず、お客様がいらっしゃるとなると、Hogarでは大掃除が始まります。マードレはとにかくキレイ好きなので、そこまでご覧にならないよ…って場所まで「念のため」の大掃除が命じられるのです。基本的に、Hogarでのお掃除はこども達の担当だから手伝ってはいけないんだけれど、日本人のお客様が来られるとなると若干(かなり?)責任を感じるので、今回は一緒に。
本当は、お掃除以外にこども達にやって欲しい事・学んで欲しい事っていっぱいあるんだけど、来客時におもてなしをする心っていうのも大切だと思うからこればっかりは仕方がないのですね。日本からの訪問者は、別に施設がキレイかどうかを見に来られる訳じゃないんだから…っていつもかなり強く主張するんだけどね、やっぱり施設を管理している立場となると、そうも行かないみたいです。
そんなこんなで、公式な来客がある時ってちょっと気が重いんだけど、なんだかんだ言っても訪問して頂いて本当に良かったなと思う。日本人にとってペルーといえば「マチュピチュ」「ナスカ」ってイメージが多いだろうし、旅行者のほとんどが見る「リマ」の中心地はあまりにも都会すぎて、本当は貧しい国だって事はなかなか解らない。そんな中、ガイドブックには絶対に載らない砂漠の中のなにもない場所に来てくださったというのは本当に嬉しい事なのです。
どんなにお掃除が大変であろうとも、やっぱりこうやって
日本人に知っていただくという機会は大切にしていきたいなと思ったのでした。
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