2010/03/30

一週間

ペルーを発って、
最初の一週間が過ぎようとしています。


家族や友人達に迎えられ、
美味しいご飯をたくさんいただいて、
JICAの帰国後研修では2年ぶりの同期隊員と再会し、
日本の整然とした雰囲気を楽しむ。

母の手料理にはじまり、
地元の美味しいラーメンも食べたし、
ずっと見たかった桜も見れた。
和菓子も食べたし、生ビールも飲んだ。
収納場所に困るほどのお着物を取り出して興奮もした。
新しい携帯電話も購入したし、
お家で無線LANも使えるようにしたし。
快適な生活が始まりました。

2年前と変わらない(全然老けてない!笑)家族を見て安心し、
懐かしい同期隊員達の日本人離れした様子を笑いあう。

すごい楽しい一週間だった。
かなり満喫しました。


まだまだ日本に慣れてなくて、面白い事もいっぱい。

ファミレスのドアを開けてくれた人に向かって「Gracias!!!」。
朝、起こしに来た親に向かって「Si, si, si... gracias...」。
電気屋さんのお兄さんの説明を聞き返すのに「como?」。
ニト(ペットのネコ)に注意しようとして「Oye, que haces Elias?!」。

Eliasじゃないし…。間違えすぎですね。


街中で後ろから足音が聞こえると
バッグをひったくられるんじゃないかと警戒する。
携帯電話がポッケに入っているか、10分毎に確認してしまう。
少し歩いては、すぐに後ろを振り返る。

誰も襲ってこないし…。習慣って恐ろしいですね。



そして、ちょっと疲れました。
時差からくる疲れもあるけど、それとはまた別の部分での疲れ。


静か過ぎる、異様な雰囲気が漂う満員電車。
まっすぐ歩けないほどの沢山の人で溢れる街。
何を買えば良いかも解らなくなるほどの物で溢れるデパート。
駅のお手洗いには、お化粧直しに必死な女子軍。

2年前までは、これが普通だった。
でも今は、どうして良いのか解らない。


お買い物に行ったけど
物が多すぎて何を買って良いのか解らない。

朝の満員電車に乗ると
意味もなくちょっと緊張する。


そして、ペルーが恋しいと思う。
Hogarのこども達に会いたくて仕方がない。
3日に一回はお電話しちゃってる。

Zapallalの茶色い景色が懐かしい。
お写真を見ては、みんなに会いたくて泣けてくる。
こんな状態で、日本でやっていけるのかなとも思う。



でも、今日の夕方、品川駅でコレを見ました。
懐かしくって嬉しかった。
大丈夫だって思った。


Hogarのこども達、教会での日曜日のミサで
絶対にあたしの健康と幸せを祈ってくれてるって知ってる。
だから、頑張ります。

4 件のコメント:

ぶう さんのコメント...

落ち着いたら連絡ください!
メキシカン行きましょ。楽しみにしてます。

Ernesto さんのコメント...

いよ、待ってました!!
ペルーぼけレポートを楽しみにしています。

のん さんのコメント...

ココがあなたの本拠地ですから、
きっとすぐに感覚取り戻すよ~。
文化の違いを楽しんでくださいな。

ペ さんのコメント...

バッグのひったくりは気をつけた方がいいよ!それで怪我をする人もいるみたい!たまにニュースになるよ!