2009/02/26

皮肉なもので

何とも皮肉なもので、大きい少年たちがHogarを去ってからというもの、少し距離を置かれていたような気がする少女たちが、ここ一ヶ月くらいでものすごい懐いてくるようになりました。嬉しいやら、寂しいやら、なんとも複雑な心境なんだけれど、やっぱり嬉しいことに違いはない。今までは少年達のお姉さん的な存在だったけれど、最近はわりと彼女たちのお姉さんになりつつあります。


例えば、爪の切り方。少年達には「男は短く切りなさいッ!」と個人的な好みを有無を言わせずに押しつけるけれど、女の子達には「きれいに伸ばせばいいんだよ~」と、スタッフに隠れて言い続けているあたし。爪をスクエアにカットするだけで、女の子達からは尊敬の眼差し。教えるまでもないんだけれど、キレイに切る方法を教えては喜ばれています。

例えば、お化粧の仕方。もちろんHogarのこども達はお化粧なんてしちゃいけないけれど、誰かのお誕生日とか卒業しきとかそういった機会では黙認されるのです。ここぞとばかりに手伝ってあげるんだけれど、ビューラーでまつ毛をキレイにカールしてあげるだけで、大感激の彼女達。先週の日曜日は15歳になった子のパーティーだったんだけれど、5人くらいの女の子がマスカラ塗って~!って来てくれました♪

例えば、ペディキュア。お洗濯は手洗いなのでマニキュアはこっちに来てから確か一度も塗ってはいないけれど、ペディキュアだけは常にしています。こども達にも、足くらいなら良いよねってことで、こっそり塗ってあげているんだけど、この時間が、めちゃ楽しい。少年達の髪の毛を切りながら、あーだこーだとちょっと真面目な話をしていたのが、彼女たちとのそういう時間になりそうです。


少年達がHogarに居た頃は、やんちゃな彼らに付きっきりで、そういう時間を女の子達と過ごすことが殆ど出来なかったんだよね。なんか、勝手に少年達の面倒を見なくちゃいけないような気がしてしまって。前々から彼女たちとの関係をなかなか深められないのは反省していたけれど、最近どんどん親しくなってから、やっと解ってきたような気がする。

Hogarのこども達は、たぶん、人一倍、嫉妬深いんだと思う。「嫉妬」って言うと度が過ぎるかも知れないけれど、日本で普通に育った思春期の子たちは「親なんてウザイ」とか思う一方で、彼らはウザイと思うほどに構ってもらえていないわけだから、「自分が誰かの一番」になってみたいに決まっているんだよね。

それを、解っていなかったというか、解ってはいたけれどもそれを考えた上で行動出来なかったなぁと、今になって思う。「全員を平等に」とか、「全員と同じ時間」っていうのは本当に難しいけれど、とりあえずここ一ヶ月、本当に誰もあたしと距離を置こうとしていないのが良く解る。むしろ、用事も無いのに話しかけてきたり日本語をもっと覚えようとしてくれたり。それが、本当に嬉しい。


もうすぐ一年も経つと言うのに、ようやくかぁと自分にツッコミを入れつつも、女の子達と本当に良い関係を深めていけそうでホッとしています。ま、少年達が去ったのは寂しいに変わりないけどね。

2 件のコメント:

ken さんのコメント...

こちらの施設でも、もう男の子が4人だけになってしまい、今は女の子も一緒にみることになりました。

男の子と違った愛情表現や「嫉妬」の表現に戸惑いつつも、おもろいなぁ!?と感じてます。

こちらでも女性のエドゥカドールは、女の子たちにマニキュアを塗ってあげたり、髪を梳いてあげたりと女性同士ならではのコミュニケーションをしていて、いい感じ。

マリちゃんもいい感じになっているようやね。
うらやましいです^^

Mari さんのコメント...

Kenさん、ついに、ようやく、ですよ~。どうしてコレをもっと早くに出来なかったんだろう…と、後悔しても仕方がないので反省だけすることにして(笑)これからはもっと女の子達と仲良く楽しく過ごして行きたいなぁと思ってます。

もう、今年の12月にSecundariaを卒業する女の子とは、Promocionの時にどんな髪型にしようって相談してるんですよ~。めちゃくちゃ楽しみ!その時はマニキュアも塗ってあげなくちゃ♪