昨日、マードレと怒鳴り合ったと書きました。
でも最終的に、怒鳴っといて良かったと心底思う結論になりました。
明らかに悪い事をしていないのに、かなり理不尽なことで注意をされました。いやむしろ、人助けをしているだけのことなのに、興奮状態のマードレにはもう何も理解不可能だったのでしょう。こども達がいる前で初めて、あたしにキツイ口調で話し出しました。
そう、Julioが叔母さんのお家を出てHogarのすぐ側に居るということを、叔母さんからのお電話で知り、追い出したはずの彼が、未だにあたしやスタッフのRuthと連絡を取っているというのが本当に気に入らなかったらしいのです。この近くに住むのも駄目だと言い出し、そんなの彼の自由でしょう、となだめても聞く耳持たず。
冷静に相手をするつもりで「大丈夫ですよ、何にも問題ないですよ」って言っても全く解ってもらえず。しまいには「あんたはただのボランティアなんだから黙ってなさい」とまで言われてしまいました。そりゃ、あたしはただのボランティアだけど、でも何も悪いことしてないし、こども達を守るのがあたしの仕事だから。あなたが追い出したから、応援しているだけだと言い返したわけです。
そしたらマードレ、ブチ切れ。すごい剣幕で怒鳴ってきました。興奮のあまり「エンマヌエル協会に報告するから」と言い出す始末。えーっと、それ、あたしの台詞ですけどね(笑) 申し訳ないけど、あんたエンマヌエル協会から信頼されてないの知らないのかい…と言いたいところをグッとこらえて「じゃ、あたしもエンマヌエル協会に相談しますから。ご心配なく。」と怒鳴って終わりました。
あたしはこの10ヶ月間、何があっても怒鳴ったりせずに我慢してきたので、マードレも相当びっくりしたのでしょう。今までは、ただのボランティアなんだから、とりあえずそれなりに大人しく水面下で動こうと思っていたけれど、今回ばかりはあたしも耐えられずに怒鳴り返してしまったのです。
その後、かなり反省した。彼女のお仕事が何とかならないものかと、エンマヌエル協会の方や彼女と親しかった神父様に相談したりして、かなり手を尽くしました。そしたら結局、今日の午前中にはマードレが考えを改めて、Ruthは職場復帰。って、あたしにしてみればそんなの当たり前なんだけど、とりあえず各方面から圧力をかけてもらえるという結果になりました。
まぁ、怒鳴り合いっていうのは本当は絶対に良くないけれど、さっき打ち合わせをしたエンマヌエル協会の顧問やマドリーナ達に言わせると、怒鳴り返しておいて正解だと言ってもらえたので一安心。まだ良く解らないけれど、ペルー人には、そうした方が良いんだって。「怒らせたら怖い日本人」だという印象を植え付けられたから、とりあえずこれで良いらしい。ちょっと救われた気分です。
さて。これからの課題は…
「怒鳴り合いで負けないスペイン語力」を身に付けること(笑)
って、もちろん冗談だけど、でも、言いたいことを言いたい瞬間に色んな表現方法で出せるようになりたものです。最近お勉強してなかったから、ちょっと頑張ろう。
4 件のコメント:
マードレはRuthさんにまで圧力をかけて来てたんだね。あきれちゃうマドレードだね。
聖職者だなんて信じられないね。
でも・・・麻里子が「怒ったらこわ~い日本人」だってことを今まで気付かれなかったって事の方が、もっと信じられないけどね。
今回の「やっちまった事件」後に、マードレのまり子に対する態度に変化が起きるのでしょうか?
ま、どちらにしろスペイン語は勉強しておいた方が良いよね。 頑張れ~!!
とりあえず落ちついたみたいですが、事を大きくして協会の方?から早くクビにしてもらうようにしないと。
1年以内にクビにしてもらわないと、安心して日本に戻れないですね!
がんばれ!
ヤマトナデシコ!
いや、きっと日本語で喧嘩しても大丈夫だよ。
喧嘩ってそういうもんじゃん(笑
怒ってんのが伝われば良いんだから!
何にしろ、がんばれ!!
みんなぁ~ 本当にありがとう。
かなり励まされるよぉ…(T-T)
ちょっと前までは何としても年内に!とか3月中に!とか思っていたけれど、やっぱりここはペルー。そう簡単に物事は運ばないから、あたしの任期中に事態が改善されれば良いやと思うようになったよ。ふぅ。がんばる。
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