2009/03/30

絶句

今朝、Hogarにとんでもない来客がありました。

「この子を引き取ってもらえませんでしょうか…」
という、悲しいことにすごくよくある相談なんだけれど、
マードレの体調が悪いので、今日は代わりに対応。
いつも「ほんっとに無責任だなぁ」と思うけれど、
でも今回は特に、お話を聞いて顎が外れそうでした。


4歳のこどもを連れて来たのは、お父さんとお母さん。
普通に仲良しそうで、お母さんは第2子を妊娠中。
彼らのご家庭にどんな問題があるのかと思いきや、
「2人目がもうすぐ生まれるから、この子を育ててください」と。

おいっ!ちょっと待ていっ!!!
両親が一緒に暮らしてるくせに、2人目の
こどものために長女を引き取れって何だ!!!


あまりにもびっくり&動揺したので、ちょっと落ち着いてみる。
そして、どうかあたしの聞き間違えでありますようにと思って
もう少し話してみると、やっぱりとんでもなかった。
別にものすごい経済的に苦しいとかそういう訳でもなく、
「この子にアルファベットとか教えて欲しい」と。

はい…?!
自分達のこども、何だと思ってんの?!
まるで、子犬か子猫が生まれるから
可愛がってくれる人募集中~♪みたいな勢い。


…あたし、絶句でした。

とりあえず、そういうご家庭のお子さんは引き取りません。
これ以上こどもが生まれて困るならばきちんと避妊をするか、
もう妊娠しないように 手術をしてください、と。

驚くべきことに、夫50歳、妻28歳の夫婦。
お話してて、怒りを通り越して情けなかった。
こんな、当たり前すぎる事を一生懸命に説明している自分が。
例えば16~17歳の若すぎる夫婦が「こどもが出来ちゃって~」と
泣きついて来てお説教するなら100歩譲って良しとするけど、
今回の相手は50歳ですよ。頼むよ、本当に。
28歳のあたしに、そんなこと言われてんなよっ!!!



全てのこども達が笑顔でいられる環境っていうのが
何よりも平和で豊かな環境なんだよね。

悲しいことに、世界中どこ探したって、
そういう国は見つからないけれどさ。

でも、自分達のこどもの笑顔くらい、自分達で守ろうよ。
全てはそこから始まるんだと、あたしは心底思うわけです。

1 件のコメント:

名無しさん(50) さんのコメント...

  ひぃ~(>_<)