日本大使館に勤務されていた方と、ピアニストでいらっしゃるその奥さまからAsociacion Emmanuel、なかでも「Hogarの子どもたちに」と言うことでステキなピアノを寄贈して頂きました。
一ヶ月ほど前にこのお話が持ち上がり、準備や輸送の手配や寄贈式をどんな段取りでやるかなど、協会の意向で方向性が二転三転。そしてようやく、イベントを終えることが出来ました。自分はほとんど動いていないんだけれど、大使館側の心強いサポートのおかげで無事に終えられたわけです。
とても残念だったのは、運送中にピアノの音がいくつか出なくなってしまったこと。本当は、ちゃんと運送後に調律を頼んでくれていたらしいのだけど…そのへんはさすがペルー、調律してもらえなかったのです…。
しかもピアノ運送のプロフェッショナルという事で手配したのに実際に引取りに行った業者はピアノの運送経験ゼロで動かすことも出来なかったという有様。それから何時間も待って頂いて、やっと運んでもらった挙句に音が出なくなってしまったという悲しい結果でした(T-T) もちろんの事ながら、奥さまによるピアノ演奏をして頂けなかった事がとっても残念でなりません。
でも「ピアノが贈られるんだよ!」と言ったら子どもたちはみんな大喜びだったし、みんなお揃いのユニフォームでお出かけするだけでもウキウキだったし、ピアノに興味津々だし、それを見ているだけであたしはとっても幸せでした。
そして、ピアノを寄贈して下さり、さらに今月末に日本に帰国されるご夫妻に何か贈りたいという気持ちから、ギターで「コンドルは飛んで行く」の練習をしてきたかわいい3人の男の子たち。お世辞にも上手とは言えないけれど(笑)ちょっとずつ時間を見つけては練習をしている姿が本当に愛おしくて、ハグハグぐりぐりしたくなってしまいます。本番はやっぱりイマイチだったんだけど、でもすごく親バカな心境で、一人で写真を撮りまくりました。
小さなイベントではあったし、あたしはたいして働いてはいないけど、この日を迎えるまでには色々な事があって、今回の件を通して学ぶことがたくさんありました。良いことも、反省点も、ほんとに色々…。良い勉強になったことは間違いないので、次回に活かすべく胸に刻もうと思います。
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