2008/05/12

Dia de la Madre

こっちでも母の日でした。先週リマに帰った時は、デパートの広告が冊子になって各家庭に届いたりして商戦ムード満点だったんだけど、ここVentanillaではわりと素朴な感じがします。まぁ、もちろん場所にもよるとは思うんだけど。

でも・・・「母の日」って、あたしの居る環境にとっては、ちょっと残酷なんです。だから今週は心が痛くて、けっこう辛かった。

みんな「学校で作ったの」といって刺繍やら絵やら色んな手作りプレゼントを持って帰って来るけれど、本当のママに渡せる子どもは何人居るのかな。残念ながら、ココには殆どいないんだよね。Hogarのマードレに渡すわけでもなさそうだし。何だかなぁ・・・と思ってしまう。


Hogarの敷地内には幼稚園があって、そこにはウチの子どもたちも通ってるけど、大半は外から通ってくる子どもたち。もちろん、殆どの子どもにパパとママがいます。

金曜日の朝にはパティオで盛大なフィエスタをやっていたけど、パパやママが来ないここの子どもたちにとっては果たして楽しいイベントなのだろうか?外から通っている子どもたちの両親は、我が子の写真を撮りまくってて本当に幸せそう。でも、ウチの子どもたちにとっては、あたしには生き地獄のようにしか思えませんでした。お菓子がもらえるくらいしか、良いことなかったんじゃないかなぁ。

そしてお昼前には、小学生~高校生たちの学校でやってる同じくご家族同伴のフィエスタに遊びに行ってきました。お兄さんお姉さんチームは明るかったけど、小学生チームの男の子たちがなんとなく浮かない顔をしてるように見えたのは、これまた気のせいでしょうか。

それとも、「保護者が運動会に来てくれたけど、友達の手前なんだか照れくさくて素直になれないお年頃」だったのでしょうか。どっちかなのか、両方なのか、あたしにはどうも区別がつきませんでした・・・。


日曜日は「何もしない!」と決めて、朝ご飯は老人ホームでゆっくり頂きました。おじいちゃんおばあちゃんたちと、「Dia de la madreだねぇ~」って話をしていたら、この一週間、子どもとの会話にけっこう気を遣ったこととか、子どもたちはどんな気持ちなんだろうとか、ここのおばあちゃんたちに会いに来てくれる子どもは居るのかなとか、自分のママは元気かなとか、たくさんの想いが込み上げてきて、うっかり色んな意味で泣けてきました。

ペルーに来て、何気に初の一人泣き。
そんな母の日でした。

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