2008/04/30

日本はGWだとか・・・

噂によると日本はGWらしいですね。羨ましいような、なんとも言えない心境。
こちらも明日、明後日は休日なんだけど、2歳半の子を引き取ってしまったのでなかなかお休みができません。


初日は咳込んで苦しそうなのが気になっていたのと、せっかく眠っているのに夜中に起きて、パパがいないって泣き出したらどーしようと心配になってほとんど眠れなかったんだけど、2日目は大丈夫でした。

お薬も飲んでるし、栄養もたくさんとってるし、ずっと苦しそうだった風邪は思ったよりも早く回復しそうです。よかったよかった。

考えてみれば、赤ちゃんをお風呂に入れてあげるのも、早く哺乳瓶にミルク入れてきて!って人に頼むのも、がっかりしながら紙おむつを替えてあげるのも、こうやってちょっとドキドキしながら寝顔を長時間眺めるのも、初めての体験です。駒ヶ根に居る時は、こんな日が来るとは思ってなかったんだけど・・・人生、何が起こるか解らないもんですね。

最初はこの子、ここに来て大丈夫かなって思ったけど、あの微妙すぎる両親の間で育つくらいなら、ちゃんと病院に行って、みんなに四六時中ハグハグされて、ちゃんと栄養のあるご飯を食べて、18歳まで学校に通った方が良いに決まってる。

このHogarで、ものすごい愛情を注いで育ててもらえるんだからね。
頑張って、ちゃんと幸せになりなよね。そう願うばかりです。


みんながあたしのお部屋にEliasの寝顔を見に来るのが習慣に。ついでにあたしのお部屋のものを物珍しそうに見て行くのも定着しました。しかも、チビッ子だけでなく、少年たちまであたしのPCに興味津々。スタッフの大人だって「マリ、internetの使い方知ってる?!」って。いや、知ってるもなにも・・・近くにネットカフェいっぱいあるのに、やっぱりみんな、PCが珍しくて仕方ないんだねぇ。

ここに来るまでは、ノートPCとか電子辞書とか、ハイテクなものは子どもたちに見せない方が良いのかななんて思ったけど、そんな遠慮はもうやめました。

誰が何と言おうと、世の中に存在するものは何でも教えることにします。この砂漠の中の生活が、全然当たり前じゃないってことを、しっかり理解してもらいたい。だって首都であるリマは、同じ国とは思えないほど、ものすごい都会なんだもん。


生まれた場所が貧しいからってなんだい。家庭に問題があるからってなんだい。こんなに良い子たちなんだから、みんなみんな、幸せな人生を歩む権利があるんだよっ!!

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

え?
周りが砂漠なの?
ネットカフェがあるの?
写真みたけど、そんな東横インみたいな部屋に住んでるの?

う~ん @_@;

いいじゃん!(^_^;

日本のいい部分の紹介もできていいねぇ!
でも、ノートPCは盗まれないようにしてね!
そんな心配は不要?(^_^;

ってか、現地の子供たちのアイドルみたいでよかったよ!(*^^*)
楽しい苦労もしているようでよかよか!!

匿名 さんのコメント...

お久しぶりです!
日記まとめて読ませて頂きました。
もー、久々に涙がでちゃいましたよ。
最近、お気楽生活を送っていたので・・・。
ギャップが。

2歳半の子どもってすごい可愛い時期なのになぁ。
子どもは愛情いっぱいに育てられるのが一番。
「親に置いて行かれた」という悲しい気持ちは残ってしまうかもしれないけど、自分を大事に扱ってくれるまりこさん達スタッフやお友達の気持ちも絶対に分かってくれるはず。
子どもは大人以上に敏感だと思います。

身体に気をつけて、がんばってくださいね!

Mari さんのコメント...

>ペプシ
周りっていうか、砂漠の中に出来た街なのよ。ここは。みんな砂漠の上に住んでるの~。すごい状況だよ。

この施設の中はすごく平和だから、まぁ心配はいりません。ただ、子どもたちにもっとPCの使い方を教えてあげたいんだよね。


>サオリ
久し振り!って、ISCのサオリだよね?あたしも日本でだいぶお気楽な生活を送っていたので、かなりのギャップだよ。まぁこれでも協力隊の中では良い環境で生活している方だけどね。

それにしても、周りがひどすぎる。離婚するのも子どもを育てられないのも、まるで当たり前みたいな感じで話すんだもん・・・。すごい現実だよね。それなのに、ここの子どもたちは本当に素直で良い子。良い施設に来れてよかったねって思うよ。そしてこの施設、もっと良くしていきたいなって。引き続き頑張ります!